「法人の引っ越し」は「個人の引っ越し」と違い、引っ越し費用が大きくなります。
「法人の引っ越し」を「個人の引越し」と同じように考えてしまうと、思わぬ失敗を招いてしまいますので十分な注意が必要です。
- あなたは、引っ越し業者は何を根拠に見積もり金額を算出しているのか、知っていますか?
- あなたはなぜ、引っ越し業者ごとに見積もり金額が違うのか、知っていますか?
- あなたは、引っ越し業者に頼めるオプションサービスにどんなものがあるのか、知っていますか?
もし、あなたの答えがNoなら、今すぐに複数業者の見積もりをとって比較することをオススメいたします。
なぜなら、複数の引っ越し会社をいっきに比較することによって、会社ごとの料金やサービスの違いだけでなくオフィス・事務所移転に必要な費用項目や段取り、注意事項などもいっきに把握することができるからです。
各社ごとの見積もり金額は、各社のサービスに対する正当な対価です。
安さだけで比較するのではなく、確実にスピード感を持って対応してくれる引っ越し業者を選ぶことをゴールにしましょう。
なぜなら、法人の引っ越しには料金だけでなく、時間や労力がかかっているからです。
たとえ、料金が安くとも段取りが悪く、時間や手間がかかってしまう業者を選んでしまったら、あなたの会社は料金以上の機会損失を被ってしまう可能性もあります。
そこで、今回は、相見積もりのポイントについてご紹介したいと思います。
この記事の内容
相見積りのこころ強い味方!「オフィス引っ越しの比較サイト」
法人の引っ越しでは、多くとも5〜6社から見積もりをとるのが一般的です。
同じ引っ越しでも引っ越しの規模や距離によって、引っ越し業者間で大きく金額に差が出るので、法人の引っ越しには相見積もりは必須であると言えるでしょう。
でも、相見積もりを多く取りすぎて整理がつかなくなってしまう危険性もあります。
そのような場合、引っ越しの一括見積もりができる「比較サイト」を活用することをオススメいたします。
「オフィス引っ越しの比較サイト」って何?使うことのメリットは何?
「比較サイト」とは、たった1回の資料請求で複数社の資料請求ができる便利なサイトです。
「比較サイト」を利用することで1社1社、ホームページを調べて、資料請求する時間と手間を省くことができます。
通常は、1社1社に対して、こちらの引っ越しの条件や希望を伝えなければならないところを「比較サイト」を使えば、たった1回の作業で、複数社にこちらの引っ越しの条件や希望を伝えることができるので非常に便利です。
たくさんの仕事を抱えているあなたの「時間」と「労力」の大幅な短縮になります。
どんな「オフィス引っ越しの比較サイト」があるの?
では、具体的に、どんな「オフィス引っ越しの比較サイト」があるのでしょうか?
3つのほど、オフィス引っ越しを行っている「比較サイト」を紹介します。
ズバット引越し比較
「ズバット 引越し比較」に参加している引越業者は225社(2017年2月15日時点)。
エリアや条件に合わせ、参加業者一覧ページの業者の中から厳選した業者へ見積もりが可能です。
引越し侍のオフィス移転
引越し業者240社以上の中から最大5社へまとめて見積もりができます。
価格.comのオフィス引越し無料一括見積もり
様々な商品・サービスの比較ができる「価格.com」のオフィス引越しのサービス比較サイトです。
条件や希望にマッチした引越し業者を比較することができます。
「オフィス引っ越しの比較サイト」を使う時の注意点とは?
「比較サイト」は非常に便利なサービスです。
でも、「比較サイト」の使い方には注意が必要です。
それは、各社の営業担当者からたくさんの電話がかかってくるということです。
時間と労力を削減するために「比較サイト」を使ったのに、いちいち営業担当者に対応しなければならない。
また、各社、別々のことを言ってくるので逆に、混乱してしまうというリスクも考えられます。
そこで、事前にあなたなりの「引越し業者を選択するための基準」を決めておくことが重要です。
基準があれば、自社にとって必要な情報と不必要な情報をふるいにかけることができ、様々な情報に惑わされることがなくなります。
次からは、相見積もりの注意点を紹介していきます。
1,相見積もりの注意点〜担当者編〜
引っ越し業者の担当者選びは、無事に引っ越しを完了するために大切なポイントの一つです。
なぜなら、大手の引っ越し業者であろうと中小の引っ越し業者であろうと、あなたのオフォス・事務所の引っ越しを担当するのは個人であり、その個人の知識・スキル、経験、そして一生懸命さによって、サービスの質は大きく変わってきてしまうからです。
ですので、愛想や威勢が良くても行動が伴っていない。
また、物忘れが多い担当者に当たってしまったら後々、見積もり時と契約時条件が変わることも考えられますので、そうした担当者がいる会社に仕事を頼むのはやめた方がいいでしょう。
料金やサービス内容を比較することはもちろんですが、あなたの希望条件や要望などをしっかりと理解してくれて、それを達成するために具体的に行動してくれる担当者がいる会社を選びましょう。
2.相見積もりをする時の注意点〜料金編〜
見積もりで、希望通りの引っ越し費用を提示する業者があっても即決をしてはいけません。
各引っ越し業者によって、引っ越し料金の算出方法が違うのはもちろんですが、安い見積もりを提出するため、サービスが削れられていたり、補償がついてない場合があります。
また、引っ越し料金が安くても追加料金やオプションが必要になる内容だと、総額が高くなってしまう場合もあります。
料金だけで決めるのではなく、サービス内容をしっかりと確認しましょう。
3.相見積もりをする時の注意点〜知識編〜
「法人の引っ越し」は「個人の引っ越し」と違い、高い知識・スキル・経験が求められます。
ですので、お願いするのであれば、高い知識・スキル・経験を持つ個人がたくさんいる引っ越し業者を選びましょう。
では、その知識・スキル・経験はどうやって判断するのか?
その引っ越し業者のホームページをチェックするようにしましょう。
ただ綺麗なホームページではなく「訪問者のことを考えた分かりやすいページ構成」、そして、役立つ知識を情報発信しているサイトを運営している引っ越し業者のホームページは自分たちのことだけでなく、お客さんのことを真剣に考えている証の一つです。
自社の一大プロジェクトである引っ越しは、プロに任せていきましょう。
まとめ
オフィス・事務所の移転では、担当者は低コストでスムーズに移転できるよう求められます。
だからといって、価格が安い業者だけを探すことはナンセンスです。
「比較サイト」などの便利なサービスを使って、これまで紹介したような相見積もりを取る時の3つの注意点を踏まえながら、効率的に相見積もりを取り、引っ越し業者を選びましょう。
<相見積もりを取る時の3つの注意点>
1,相見積もりの注意点〜担当者編〜
2.相見積もりをする時の注意点〜料金編〜
3.相見積もりをする時の注意点〜知識編〜