オフィス移転の際、内装デザインについては、専門のデザイン会社に依頼をして丸投げするのが一般的です。
しかし、デザイン会社へ依頼をすると、内装デザイン費は高額になり、移転にかかるコストも増えます。
オフィス移転に十分な予算をとっている会社であれば、多少のコスト高になるのも想定しているかと思いますが、オフィス移転にかけるコストはなるべく少なくしたいものです。
デザイン会社に依頼をせず、自分たちでオフィスのデザインをする利点についてご紹介します。
この記事の内容
オフィスデザインを自分たちでやるメリット(1)企業カラーに合ったデザインができる
会社には社風やイメージ、それに合うイメージカラーがあります。
内装デザイン会社は、起業イメージや方向性をデザインに落とし込み視覚化しますが、担当者がコンセプトを把握しきれていないと、思い描いたオフィスデザインになりません。
理想のオフィスにならないということは、本来伝えたい”メッセージ”とは違うものが社員や来客に伝わる事がある、ということです。
オフィスのデザインは、就活生や来客へ与える影響も大きく、コンセプトを第一に考えることが大切です。
内装デザイン会社に依頼せず、社内の人員で内装のデザインをすれば、社員の気持ちや会社の意思をそのまま反映することができ、デザインにかけるコストも抑えられます。
オフィスデザインを自分たちでやるメリット(2)職場環境がよくなる
海外では、オフィスの壁に社員たちが”会社のイメージ”を描いたり、ペンキを塗ったりしている会社が多いといわれています。
平面デザイン以外にも、天井からハンモックを吊るしたり、壁に自転車や椅子を飾るなど、独創的なデザインの会社もあるそうです。
また、社員が自ら会社のデザインに携わることで、仕事に対してのモチベーションも向上するといわれています。
自分が描いた絵やデザインしたものが、オフィスにあると会社に対しての愛着心も強くなり、また、”会社の一員”という認識も強くなるのではないでしょうか。
また、社員同士でデザインを考えることで、交流も深まり、風通しが良くなったという話もあります。
オフィスデザインを自分たちでやるメリット(3)費用が抑えられる
内装デザイン会社へ依頼をすると、デザイン費だけでも20万円~100万円かかります。
オフィスの中心に池を作ったり、床をガラス張りにするなど、特殊なデザインは難しいので内装デザイン会社へ依頼するべきです。
しかし、そこまでデザインをこだわらないようであれば、DIYで材料費のみで余計なコストをカットできます。
※パーテーションの設置などについては、火災探知機の位置や消防法の兼ね合いがあるので注意してください。
まとめ
内装デザインを自分たちでやるは難しいイメージですが、実はそれほど難しいことではありません。
希望のデザインがDIYで作れないようであれば、デザイン会社に依頼せざるを得ませんが、社内の団結力を高めるためにも、自分たちでデザインしてみるのも良いのではないでしょうか?