マイホームを購入する時に悩みの一つとなるのが「購入のタイミング」です。
購入する年齢によっても住宅ローンを組む年数が変わるため、頭金の準備に時間がかかり、購入に至らない人もいます。
今回は、マイホームを購入するときのポイントと、注意点についてご紹介します。
マイホーム購入の適齢期とは?
マイホームの購入は、早い人で20代、遅い人だと50代で購入する人もいます。
周囲の友人が結婚、出産と続きマイホームを購入し始めると、「自分は遅れているのでは?」と焦る人もいるかもしれません。
しかし、多くの人にとってマイホームの購入は人生で一番高い買い物です。
焦らず慎重に購入することが大切となります。
マイホームの購入については、平成13年から国土交通省がマイホーム購入者の年齢調査をまとめた”マイホーム購入適齢期”というデータがあります。
調査によると、マイホームを購入している最も多い年代は30代で、注文住宅やリフォーム住宅は、60歳以上が半数以上を占めている結果になっています。
また、初めてマイホームを購入した人は、注文住宅の購入平均年齢が38.5歳、分譲戸建住宅で37.6歳です。
この結果からマイホーム購入の適齢期は、30代ということがいえるのではないでしょうか。
住宅ローンが通りやすい年齢とは?
住宅ローンを組むときに気をつけたいのは「ローンが組めるか?」です。
基本的に住宅ローンを組むためには3つの最低条件があります。
(1)3年以上の勤続年数
(2)所得収入が400万円以上
(3)住宅ローン以外のローンに延滞がないか
この条件をクリアし、住宅ローンを組む場合30代では35年間の長期返済になることが一般的です。
40代でローンを組む場合、20年の返済計画を立てれば定年退職前に返済できますが、50代・60代でのローンは定年退職までの年数が短く、ローンが組みづらいといわれています。
返済能力があると判断された場合のみ組めますが、あまり例をみません。
一般的には、働き盛りの30代、40代が住宅ローンを組む適齢期といえます。
購入後の注意ポイントとは?
マイホーム購入時の年齢が高くなるにつれ、ローンの返済額も大きくなり、ローンを組む期間も短くなります。
そのため、住宅ローンを組む際は、年齢と勤続可能年数を考慮しなければいけません。
マイホーム購入後は安定した収入が必要なため、転職は慎重におこないましょう。
毎月の家計簿チェックや、子供の養育費の貯蓄と、購入後の人生設計を考えながら、お金のやりくりをすることが求められます。
まとめ
人生で一番大きな買い物がマイホームです。
購入する時期や、住宅ローン、返済プランは、購入前にプランナーに相談をして、無理のない返済プランで組むことが大切です。
また、購入後の人生設計も大切です。
途中で返済が滞ることのないようにしましょう。