最近はプライバシー関係で引っ越しのご挨拶を行わない場合もあるそうですが、一人暮らしの女性を除き、単身やファミリーでも、お引越しする際の近所へのご挨拶や、移転先の近所へのご挨拶は、礼儀ですので基本的に行った方が良いです。
ですが単身でのお引越しや、初めてのお引越し等の場合は、タイミングやどういったご挨拶をしていいかわからないですよね。
そこで今回は引越しの挨拶のマナーをいくつかご紹介致します。
旧居でのご挨拶
旧居でのご挨拶は、遅くともお引越しの前日までにご挨拶を済ませておきましょう。
戸建ての場合、両隣と向こう3件、マンションやアパートの集合住宅の場合は、両隣と上下階の方にご挨拶をするのが一般的です。
それ以外に親しい方や、お世話になっている方には、引っ越しが決まった時点でご挨拶をしておくのがベストです。
新居でのご挨拶
新居でのご挨拶は、引っ越しをした当日のご挨拶が理想です。
近隣の方はどのような人が引越してきたのか、気にされていますので、ご挨拶はできれば午前10時~午後6時までに行い、午後7時を超えてしまう場合は、翌日の方がいいでしょう。
こちらも旧居でのご挨拶同様に、戸建ての場合は両隣と向こう3件、マンションやアパートの集合住宅の場合は、両隣と上下階の方へのご挨拶が一般的です。
挨拶内容
引越しの機会ってあまりないので、何と伝えたらいいかピンと来ないですよね。
もちろん気持ちがこもっていれば問題はないのですが、ここでは一般的な旧居、新居でのご挨拶の内容をご紹介します。
旧居でのご挨拶内容
旧居でのお引越しのご挨拶は、今までのお礼の気持ちを伝えましょう。引越し当日は作業で、迷惑をかけるかもしれないと一言添えましょう。
新居でのご挨拶内容
新居でのご挨拶は、自分のことを知ってもらい今後より良い関係を築けるようなご挨拶をしましょう。
ファミリーでのお引越しの方は、家族全員でご挨拶に伺う方がいいです。家族構成がお伝えできますし、特に小さいお子様がいらっしゃる方は、事前に知らせる事ができます。もしかすると引っ越し作業等で、迷惑をかけているかもしてないので、その事も軽く『お騒がせしました』程度にお話しするのがベストです。
ご挨拶の注意点
単身女性のお引越しは、ご挨拶をするのは控えた方がいいです。
防犯の面でも女性の一人暮らしを知らせるのは、良くないですので、もしご挨拶をされたい場合は事前に大家さんに確認を取っておきましょう。
引越しの手土産
旧居、新居ともにご挨拶の際は手土産を持っていきましょう。
予算は500円~1000円で問題ないですが、親しくしていた方等には、もう少し予算をあげた品を渡してもいいかもしれませんね。
お渡しする品は、好みがあまり分かれない品がオススメです。消耗品の石鹸やあれば使えるタオルなどがお勧めです。お菓子等はアレルギーがあったりするので、注意してください。
自分の名前を覚えてもらうためにも、手土産には熨斗紙をつけましょう。マナー上も熨斗が付いていた方がいいです。
挨拶に伺っても留守がちな人
挨拶に伺っても留守が多い場合は、挨拶の手紙を添えた手土産を郵便受けに投函かドアノブにかけておきましょう。
手紙には名前とどこに越してきたか、これからのご挨拶を一言添えるようにしましょう。
まとめ
単身でのお引越しでも、ファミリーのお引越しでもそこに住む以上、必ずご近所付き合いは必要になります。
初めの第一印象はすごく大切ですので、丁寧にご挨拶をしていいご近所付き合いをされてください!