今年はまだ初夏だというのにも関わらず気温が高く、早くも冷房を使ったというご家庭も少なくないのではないでしょうか。
ただ、いざエアコンを使おうと思っていたら故障していたというケースもあるそうで、できれば使用前にエアコンの試運転をした方が良いですよ。
エアコンを試運転する必要性
エアコンは使ってない期間がありますよね。冬に暖房を使っていたとしても、夏に冷房を使うまでの数ヶ月は全く動かさない期間があるはずです。
そんな時にエアコンを全力で動かすと負荷がかかってしまいます。それにより不具合が発生し、故障につながることも。
そのため、まだ気温がさほど高くない5,6月のタイミングで試運転をすることで、エアコンにかかる負荷を減らすことができるんです。
また、すでに故障しているという場合もありますが、それなら夏本番を迎える前に修理しておきたいので、早いうちにチェックしておくことはやっぱり大切です。
エアコンの試運転のやり方
エアコンの試運転といってもやることは簡単です。
- エアコンの電源を入れたら「冷房」に切り替えて「最低温度」に設定し30分ほど運転
- エアコンから冷風が出ているか確認
- エアコンから異臭が出ていたり変な音がしていないか確認
- エアコン本体からの水漏れがないか確認
- 室外に伸びた排水管から水が出てきているか確認
エアコンを最低温度で30分運転させておかしなところがないか確認する、というシンプルなものです。
これをやっておくことでエアコンへの負荷を減らして長く使っていけますし、夏を迎えるにあたって安心して使うことができます。
ちなみに、7月に入るとエアコンの故障相談が増えるとのことで、ヘタすると修理をお願いしてもすぐには来てもらえないということもあり得ます。ぜひ早い段階で試運転をして、故障しているかどうかだけでも確認してみてくださいね。
フィルター掃除も済ませましょう
エアコンの効果を最大限発揮するためにはフィルターは綺麗に保ちたいもの。とはいえめんどくさくて、メーカーが推奨するような「2週間に1度くらい」の頻度で掃除するのは大変ですよね。
せめてエアコンの試運転をしたこの機会に、がっつりとフィルター掃除しておきましょう。フィルター掃除といっても簡単で、フィルターを外して掃除機で吸い上げるだけでOK。
ちなみに、友人がハウスクリーニングの会社をやってまして以前掃除をお願いした時に全工程を見学してたんですが、エアコンのフィルターについたホコリを風呂場で洗い流してました。乾かす手間はかかるものの掃除機で吸い上げるよりも塵一つ残さず落とせるので、お時間ある方はこちらの方法もぜひ試してみてください。
こまめなフィルター掃除がめんどくさく感じる方は、気になったタイミングで掃除したらいいと思います。僕も完全にそのタイプなので。
快適な夏を過ごすために早めに試運転しておきましょう
年々夏の暑さが厳しくなってきてますし、いざ冷房を使おうと思ったタイミングで壊れていたら、冗談ではなく生命の危機を感じることもあるかもしれません。
エアコンの効いた部屋で快適に過ごすために、エアコンの試運転はぜひお早めにお試しください。