先日の台風は、防災への備えの大切さを再確認する大きなきっかけにもなりました。先日紹介したレトルト食品なども災害時に食べやすいものですが(カレーは匂いが結構あるので避難所などで食べるのには向かないのですが、無印良品にはカレー以外にもさまざまなレトルト食品があります)、我が家には偶然缶入りパンがあったので、これを実際に食べてご紹介します。
「災害備蓄缶入りパン」とは
「災害備蓄缶入りパン」とは、簡単にいうとパンの缶詰です。缶入りのため水濡れに強く、常温で3年間保存ができるので、災害時の非常食として活躍してくれます。
こちらは2017年3月に、旅客フェリーのデビュー記念内覧会に一般参加していただいたもの。今回、備蓄を確認していて発見しましたが、うっかりしていたらそのまま賞味期限を迎えていたかもしれません…。備蓄品を用意してそのままになっていると、いざというときに使えなかったり、食べられなかったり、ということもあるので定期的に確認しておくことも大切ですね。
「災害備蓄缶入りパン」の味は?
さて、さっそくフタを開けてみると、ベーキングシートに包まれたパンが出てきました。
缶より一回りほど小さいサイズ、菓子パン1個と変わらないくらいでしょうか。これはオレンジ味のパンということで、マーブル状にオレンジフィリングが入っているのがわかります。
缶入りだからと固いこともなく、手で割ってみると普通のパンと変わらない感じです。食べてみても、パサパサ感はなくしっとりふわふわで柔らかく、知らずに食べたら缶入りとは気づかない味だと思います。缶を開けた瞬間は、少し缶独特の匂いがして、味は微妙かも…?と思ったのですが、実際に口に入れたらそんなことは杞憂で、おいしくいただけました。
また、缶を湯煎して温めると焼きたての風味が楽しめるそうですが、常温のまま食べても十分おいしいので、非常食に飽きがきてしまったときなどに助かりそうです。
フレーバーはさまざまな種類がある
調べてみたところ、オレンジ味以外にプレーンはもちろん、メーカーによって異なりますが、チョコレート味、キャラメル味、レモン味、黒糖味などがありました。また、今回のように1個入りではなく、マフィン型で焼いた2個入りのものもあります。
ちなみに保存期間が5年のものもあったので、備蓄として購入するならこちらが安心ですね。
缶入りでかさばるのが若干難点ではありますが、温め不要で手軽に食べられるという点では、いくつか用意しておいてもいいかもしれません。