物件を選ぶ際に「予算・広さ・間取り・収納の数・最寄り駅からの距離・交通の便・日当たり」といった、パッと頭に浮かぶ項目はしっかりチェックできるものの、意外と見落としがちな条件っていうのもありますよね。
譲れない条件って人によって違うとは思いますが、僕なりに感じている「ここだけはしっかりチェックしておきたい」という項目をピックアップしてみました。
この記事の内容
僕なりにこだわっている意外と見落としがちな物件チェックポイント
物件を選ぶ際にチェックしたいポイントの中で、まずは意外と見落としがちなチェックポイントについてご紹介します。のちほどベタなところについてもまとめますので、ぜひ最後までご覧ください。
虫がどれくらいいるか
昔テレビ番組で宮川大輔さんが言ってたんですが、夏場になったら部屋の前にセミが大量発生していてドアを開けたら部屋に入ってきそうになって大変だったそうです。
「夏になったらセミが大量発生する」ということは不動産屋さんは教えてくれないと思うんですよね。
僕の実体験としては、友人の家に泊めてもらったら部屋にムカデが出たことがあります。その家は山に面して立っていて、虫がどんどん家の中に侵入してくるんですよ。多少虫が出るくらいはともかく、毎日虫との闘いをしなければいけない物件は僕にとってはきついなと思いました。
1階がコンビニや飲食店だと家にゴキブリが出やすいなんて話も聞きますしね。虫が苦手な方は、利便性を優先することで後悔することがあるかもしれません。
時間帯による周辺環境の変化
物件を見に行くとしたらだいたい日中なので、夜どういう状況なのかが分からないということもあります。
「コンビニが近いから便利そう」と思って選んだら夜はそのコンビニの周りが賑やかすぎて眠れない、という可能性もありますよね。
僕が住んでる家は駅からめちゃめちゃ近いのになぜか家賃が安くて、住むまでは全く気付かなかったんですが両脇がスナックだったんですよね。スナックって看板が出てないと店かどうかも分からないことが結構あるんですよ。カラオケの音とか、酔っぱらったおじさまたちの怒声とか、めっちゃ聞こえてきます。神経質な人は眠れないかもしれないです。
なるべくなら夜の時間帯にもその物件周辺を散策してみると良いと思います。
ラッシュ時の最寄り駅の混み具合
上記の「時間帯による周辺環境の変化」に含まれる内容ですが、重要なので「ラッシュ時の最寄り駅の混み具合」をピックアップしておきます。
住みたい街ランキング上位常連となった武蔵小杉駅は、タワマンが建ちまくった影響でラッシュ時の混雑がすごくて、改札に入るまでに行列ができるような状況らしいんですよね。
こちらも日中に物件を見に行った場合に気づきにくいポイントです。ぜひ、通勤時間帯に引っ越し先候補の最寄り駅を使ってみてください。
お風呂に追い炊き機能があるかどうか
僕が今住んでいるマンションでは、追い炊き機能が付いてません。
正直、住むまでは追い炊き機能がなくてもそんなに困らないと思ってたんですが、実際に生活し始めてみると妻との生活のリズムが少しずれていて、湯船にお湯を貯めようとするとどちらかが風呂に入るタイミングをずらす必要があるんですよね。
古い物件ではまだまだ追い炊き機能がないところも多いと思うので、しっかり湯船に浸かりたいという方はしっかりチェックしておきましょう。
僕が物件を選ぶ際に優先したいポイント
「意外と見落としがちなチェックポイント」についてはここまでにして、「広さや間取り」といった項目としてはベタではあるけども、僕自身が物件を選ぶ際に優先したいポイントとその理由についてご紹介します。
収納は少なくてもいいので生活空間が広め
収納多めがいいという方が多いかと思いますが、僕はほど良く収納があれば十分です。
物が増えてきた時には「minikura」に荷物を預けてみるという選択肢もありますし、メルカリなどを使って物を減らす方向に持っていくのもありだと思います。
敷地面積は広いに越したことはないですが、間取り的に広く有効活用できるような物件ならいいなという感じですね。
とにかく駅近
家賃を抑えるためにまず最初に諦めるのが「駅からの距離」じゃないかと思います。
僕は今の家に住むまで駅から7,8分以上の物件ばかり選んできたんですが、正直駅から徒歩2,3分という今の家が最高です。めちゃめちゃ快適です。
おそらく今後は、多少築年数行っていても日当たりが多少悪くても、駅近物件を選びます。
生活のしやすい環境とはなにか
引っ越しの経験が少ないと、不動産屋さんに提示された物件を見てもなかなかピンとこないかもしれません。
僕自身5,6回引っ越しして、ようやく最近になって分かるようになってきたくらいです。
どんな環境が生活しやすいのかをしっかりと想像しながら、物件選びを進めてみると良いと思いますよ。