新築のマンションに引越す時は、通常の引越しと違い、一斉入居・幹事会社という言葉を耳にする事があります。
これらは新築マンションへの引越の際に聞く言葉ですが、引越しの際には注意が必要となります。
この記事の内容
新築マンションへの引越しで聞く一斉入居・幹事会社とは?
新築マンションの引越の際の一斉入居とは、入居者が一斉に引越をすることを言い、
その新築マンションの引越のスケジュールを一括で管理し、引越しを取りまとめる業者のことを幹事会社と言います。
では具体的にそれぞれには、どういった役割があるのでしょうか。
新築マンションの『一斉入居』について
新築マンションの一斉入居の場合、基本的に引越しの搬入時間の取り決めをされていることが多く、引越日・搬入時間の割り振りを約2~3時間の幅で決められています。
例えばですが、9-11時の搬入時間指定だと引越の距離や規模にもよりますが、早朝からの作業や前日の積み込みになる可能性もあるので、一斉入居の時間の割り振りはかなり重要なポイントと言えるでしょう。
また新築のマンションの中には、引越しの開始時間が決められてなく、作業の開始が先着順の場合は十分に注意が必要です。
一斉入居で引越し開始時間が決められていない場合は、依頼した引越し業者が到着した順番に引越しの搬入作業を行う事ができます。そうなると後から来た引越し業者は、先に来ている引越し業者の作業が終わるまで待たなくてはいけません。
引越しは待機の時間が発生すると、追加代金が発生するので、他の住居の方と引越が重なったり何かとトラブルになりやすかったりするので、注意が必要なのです。
引越しの一斉入居の注意点
もし引越しをするマンションが一斉入居の場合は、引越しを依頼する引越し業者に必ず伝えるようにしましょう。一斉入居の条件では、引越しを引き受ける事が出来ない場合があります。
また当日に先着順という事が発覚すると、引越しを行えなかったり、高額な追加代金が発生してしまう事もあるのです。
新築マンションの場合、幹事の引越業者を絶対使わないといけないのか?
新築マンションの引越しの場合、入居者の引越スケジュールの管理や、駐車スペースの管理、共有部分の養生等を行う、幹事会社が定められています。
幹事会社が定められている引越しの場合でも、幹事の引越業者を必ず使わないといけないという訳ではありませんので、他の引越業者と比較するのもOKです!
しかし、時間の取り決め等を行っている幹事会社での引越の方が希望時間での作業ができたり、スムーズに対応できる可能性が高いようです。
その為、幹事会社以外の引越し業者を使う場合は、幹事会社を利用するメリットなども確認しておきましょう。
幹事会社を使うメリット
作業を円滑に進めるため、新築マンション側で待機している作業員がいることもあります。通常の引越ではできないことなので、新築マンションだからこそ、できることです。
作業員人数が増える他、全ての段取りを把握しているので何かとスムーズに進むでしょう。
幹事会社以外の引越会社を使う場合
もし引越しの幹事会社以外を使う場合は、まず見積もりを取る段階で、必ず一斉入居の旨を伝えましょう。
一斉入居の旨を伝えていない場合、いざ新居に到着しても作業をさせてもらえず深夜の作業になる可能性や追加料金の対象となる可能性もあるので、トラブルを避ける為、必ず伝える必要があります。
時間の割り振り、養生の範囲、車両の制限、その他入居の開始日や全体の戸数等を幹事会社に確認し、しっかり依頼をする引越し会社に伝えておきましょう。
まとめ
一斉入居・幹事会社が決められている引越しは、通常の引越しよりもトラブルが発生しやすいです。
一斉入居や幹事会社が決られている場合は、依頼をする引越し会社としっかり打ち合わせをするようにしましょう。