トマト缶には、カットトマトとホールトマトの2種類がありますが、それぞれのトマトは全く違った種類のトマトであることは意外と知られてないんですよね。
僕もつい最近知ったんですが、味が全然違うので、料理によって使い分けた方がいいみたいですよ。
この記事の内容
カットトマトとホールトマトの違い
カットトマトとホールトマトを買ってきました。
カットトマトは日本に良くあるトマトと同じような幅が広いタイプのトマトで、酸味が強めだそうです。
そしてホールトマトはナスのように縦に長い「サンマルツァーノ種」という、甘みの強い種類のトマトを使ってるとのこと。
僕はこれまで「カットトマトは調理が楽」っていう理由でカットトマト缶を使ってましたが、甘みを強めたい場合には向いてなかったんですね。
甘みの強いトマトソースを作るならホールトマト缶
そんなわけで、鶏肉のトマトソース煮込みを作ってみました。
こういうトマトソースを使った煮込み料理って、個人的には甘みを出した方が好きなんですよね。
野菜の煮込みであれば酸味の強いカットトマトで煮込むのもありですが、肉料理だったりパスタに使うトマトソースは甘みが強い方が美味しいと感じてます。
ホールトマトを使った鶏肉のトマトソース煮込みのレシピ
僕はレシピとか見ないでざっくり作る派なのですが、参考までにざっくりとしたレシピを書いておきます。
鶏肉のトマトソース煮込みの材料
ホールトマトを使った鶏肉のトマトソース煮込み、おそらく4人前くらいの材料がこちらです。
- ホールトマト缶 : 1缶
- 鳥もも肉 : 1枚
- オリーブオイル : 大さじ1
- にんにく : ひとかけ
- 塩 : ひとつまみ
- 好みの野菜 : 適量
野菜は玉ねぎ・ナス・ズッキーニ・パプリカなどが相性良いと思います。きのこ類も相性良いです。野菜は鶏肉と同じくらいの量用意するといいかなと。
鶏肉のトマトソース煮込みの作り方
上記の材料を使って、鶏肉のトマトソース煮込みを作る手順がこちらです。
- 鍋にオリーブオイルを敷いて中火で熱し、みじん切りにしたにんにくを香りが立つまで炒める。
- 一口大に切った鶏肉を炒める。
- 鶏肉の表面に焼き色がついてきたらカットした野菜を入れて炒める。
- ホールトマト缶を加えて煮込む。
- 塩で味を整える。(味が薄いようなら醤油をちょろっと加える。)
ざっくりとした作り方ですが、簡単に作れちゃいます。
ちなみに、1の手順後にトマトを加えてトマトソースを先に作っておいて、フライパンで鶏肉と野菜を焼いて最後にソースを加えて仕上げるとより良いです。
というのも、トマトは高温で熱することで甘みが強くなるため、180℃くらいまで熱したオリーブオイルを使ってトマトに熱を加えることでより一層酸味が消えて甘みが際立つんですね。
先ほどの手順よりも鍋をひとつ多く使う分洗い物が増えてしまうので、簡単に作りたいか、より美味しく作りたいか、その日のコンディションと相談して選んでいただければと思います。
料理に応じて選びましょう
カットトマト・ホールトマトはカルディで一番売れている人気の商品で、いつでも簡単に手に入りますし、値段もお手頃で使いやすいのがいいですよね。
ついつい調理が簡単なカットトマトを選びがちですが、ぜひ料理に応じて使い分けをしてみてくださいね。