コーヒーには様々な飲み方があり、それが楽しみの一つでもあるんですが、正直カフェによってはメニューを見てもなにがなんだかわからないっていうこともありますよね。
僕自身、注文の仕方がわからなくて緊張したこともありましたので、特に紛らわしいコーヒーの飲み方・淹れ方について解説します。
ドリップコーヒーとエスプレッソとアメリカーノの違い
ドリップコーヒーはみなさんが頭に思い浮かべる、最もスタンダードなコーヒーの淹れ方で、挽いた豆をコーヒーフィルターに入れて、その上から熱湯をかけて淹れたものです。
飲食店で「ホットコーヒー」とか「ブレンドコーヒー」みたいな注文の仕方をすると出てくるのが、ドリップコーヒーであることが多いですね。
紙のフィルターを使ったペーパードリップとか、布製のフィルターを使ったネルドリップなど、淹れ方に違いはありますが、概ねドリップコーヒーというのが一般的なコーヒーの淹れ方で間違いないです。
エスプレッソはWikipediaによると「深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を充填したフィルターに、沸騰水を加圧状態で濾すことで抽出されたコーヒーのこと」で、イタリアやフランスでコーヒーといえばエスプレッソの方をさすそうです。
苦味も強いんですが、そもそも味が濃いめに出ていて、エスプレッソで喉を潤すのって大変だなと感じるほど濃いです。
そんなエスプレッソを飲みやすくお湯で割ったものが「アメリカーノ」です。ドリップコーヒーと同じくらいの濃さになるんですけども、淹れ方が違うだけで味わいがだいぶ変わります。
カフェオレとカフェラテの違い
ドリップコーヒーとエスプレッソがわかっていると、カフェオレとカフェラテの違いはものすごく簡単に理解できます。
ドリップコーヒーにミルクを加えたものが「カフェオレ」、エスプレッソにミルクを加えたものが「カフェラテ」です。
カフェラテの場合はミルクといっても「フォームミルク」といって、泡だてて空気を含んだミルクを使います。
イタリアやフランスではコーヒーといえばエスプレッソのことであるという話を先ほどしましたが、ミルクを入れて飲むことが一般的だそうで、エスプレッソの濃さが気にならないんでしょうね。
カプチーノやウインナコーヒーは?
カフェオレ・カフェラテに似たような飲み方に「カプチーノ」「ウインナコーヒー」などもありますよね。
カプチーノはカフェラテに近いんですが、フォームミルクよりもより泡立ったクリーム状のミルクを加えて作ります。
ウインナコーヒーはコーヒーの上に生クリームを乗せたもの。オーストリアのウィーン発祥とされていて、「ウィーン風の」という意味だそうですが、実際にウィーンにはこの飲み方が存在しないそうです。
スタバの「カフェミスト」
スターバックスには「カフェミスト」という名前のメニューが存在します。これもカフェオレ・カフェラテに似た飲み物です。
カフェミストは、ドリップコーヒーにフォームミルクを加えたものだそうです。まさにカフェオレとカフェラテの中間ですね。
スタバではおかわりができるコーヒーがいくつかあるんですが、カフェミストも対象になってますよ。詳しくは下記の記事をどうぞ。
