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春の引越しはこたつの梱包に注意が必要?

引越しの際に、梱包の仕方や運び方で悩むのが大きな家具や家電です。

当然、それぞれに適した運び方があるのですが、ではこたつの場合、どのようにするのが一番いいのでしょうか。

また、注意する点はどこなのでしょうか。

こたつは分解して梱包する

引越しの際、こたつは分解して運ぶのが基本です。
通常、こたつは布団はもちろん、天板、台座、脚、コードもそれぞれ分解することができます。小さめのこたつだと、脚を折りたためるタイプもありますが、その場合も脚を外せることが多いので、より小さくできるほうを選ぶといいでしょう。

天板はエアキャップ(プチプチ)でくるむ

天板は大きいですが、一枚の板です。トラックの隙間にでも積むことができるので、意外と邪魔にはなりません。
その代わり、細い隙間に押し込むこともあるため、擦れるリスクがあるのです。たいていは業者が布でくるんでくれるでしょうが、念のため、自分でもエアキャップで包んでおくことをおすすめします。

脚はひとまとめにする

こたつの脚は壊れ物ではないため、無造作にダンボールの中へ入れる人も多いでしょう。しかし、四本の脚がバラバラになってしまうと、引越し先で片付けの際に困ってしまいます。
脚はひとつの箱に入れる、可能ならテープなどで四本をまとめて止めておくようにしてください。

こたつ布団は圧縮する

こたつのパーツの中で、もっともかさばるのがこたつ布団です。
寝具の布団と一緒に運んでもいいのですが、引越し時期がこたつのシーズンオフの場合、引越し先ですぐに収納できるよう、圧縮袋に入れて運搬するのがいいでしょう。
圧縮袋はホームセンターやスーパーのほか、100円ショップでも購入可能です。

コードは細かく折りたたまない

コードは何重かにまいて束ねることになりますが、この際、あまり短くたたまないように注意しましょう。
断線の原因になり、断線したコードは火災につながります。同じ理由で、運搬の際にコードに傷がつかないよう、布やエアキャップで包んでおくようにしてください。

ヒーター部分は取り外さない

引越しの際、こたつは分解して運ぶのが基本です。
しかし、ヒーター部分は取り外してはいけません。故障の原因になります。
こたつを分解するときは、ドライバーを使わずに外せる部分だけ外すといいでしょう。

引越しを機会にこたつを処分する

こたつは運び方以外にも、引越しの際に注意したい点があります。
それは、そのこたつが購入後何年経っているかということ。
こたつは布団を外し、夏場もテーブルとして使う人が多いと思いますが、分類としては家具ではなく家電です。
そして、熱を発するヒーター部分の寿命は10年。10年を過ぎるとヒーター部分が劣化し、漏電から火災が起こるおそれがあるのです。引越しの際に振動等を与えることにより、この劣化が通常使用時より進行してしまう場合があるので、古いこたつは引越しを機会に処分することも検討するといいでしょう。

粗大ゴミとして処分する

こたつは粗大ゴミとして処分できます。基本的には行政に回収を依頼しますが、自治体によっては粗大ゴミの日に出していい場合もあります。
また、自分自身でゴミ処理場に持ち込むことも可能。そのほか、廃品回収業者に引き取ってもらうこともできるでしょう。

リサイクルに出す

まだ使えるこたつであれば、振動等をともなう運搬のリスクを避け、リサイクルに出すのも一つの手です。
近場のリサイクルショップに持ち込むのもいいですし、ネットオークション等に出すのもいいでしょう。
また、電器店等で引取りを行っている場合もあります。

まとめ

こたつは、寿命が10年ほどの電化製品です。
引越し時の衝撃のために新居で使えなくなるということのないよう、梱包や運び方にしっかり注意を払いましょう。