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引越しの際には本棚に注意が必要!本棚の引越し準備について

引越しの際、荷造りに苦労するものの一つが本棚です。
本は重いので、本棚に入れたまま運搬することはできません。また、同じ理由で、大きなダンボールにまとめてたくさんの本を詰めるということもできないのです。
では、引越しの際、本や本棚はどういった部分に注意して梱包、運搬すればいいのでしょうか。

本棚の棚板は外さないほうがいい

引越しの際、こたつ等は脚を外すなど、できるかぎり分解することになります。
しかし、本棚の場合、棚板を外す必要はありません。
なぜなら、こたつ等と違い、本棚の棚板は外しても外さなくてもトラック内で必要なスペースは変わらないから。また、棚板を外すことで本棚本体の耐久性が落ちてしまうこともあります。

棚板は外すよりも固定する

本棚の棚板は、外す必要はありません。
しかし、ビスの上に乗せるだけのものなどは、運搬の際に落下してしまうおそれがあるので、できればテープなどで固定したいところです。同様に、スライド棚がついている本棚も、スライドしないようにテープや詰め物で棚を固定しておいたほうが無難。
これらは、引越し業者がおこなってくれる場合も多いので、事前に確認しておきましょう。

本棚のサイズに注意

本棚の引越しの際にもっとも注意したいのが、本棚の大きさです。
引越し業者の統計によると、引越し先の住居に入らなかった家具として、一番多いのが本棚。本棚は分解できないものがほとんどなので、引越し先のドアや通路、窓などに余裕がなければ搬入することができません。
事前に引越し先の扉等のサイズをはかり、運搬可能かどうか調べておきましょう。

運搬時にもっとも起こりやすいのは塗装の剥離

本棚は壁に密着して置かれていることが多いため、湿気がこもりやすく、角の塗装がはがれかかっているものが珍しくありません。そのため、運搬時に塗装がはがれてしまうことがあるのです。
たいていの場合、引越し業者がそれをふまえて角をガードしてくれるのですが、それがなされない場合は、自身で角を覆う等の対処をしたほうがいいでしょう。

本は小さいダンボールに詰める

本はけっこうな重量物です。
引越し業者からもらうダンボールは大・小(業者によっては中も)のサイズがありますが、本は必ず小サイズのダンボールに詰めるようにしましょう。
大きなダンボールに詰めてしまうと持ち上げられず、引越し当日に詰めなおさなければならなくなることがあります。

本は寝かせてダンボールに入れる

引越しの際、ダンボールは積み重ねてトラックに積み込みます。そのとき、本は壊れ物ではないことと、重量物であることから、下のほうに詰まれるケースが多いでしょう。
そうするとけっこうな負荷がかかるため、本を立てて入れると、ダメージを受けてしまうことがあるのです。

ダンボールに本を立てて入れる場合は垂直にする

やむを得ずダンボールに本を立てて入れる場合は、本棚に入れるときと同じように垂直にしましょう。
背表紙が上や下に来るように立ててしまうと、上からの負荷によって本がゆがむなど、ダメージを受けてしまいかねません。

ダンボールの隙間には緩衝材を入れる

本は壊れ物ではありませんが、ダンボールに隙間ができた場合はきちんと緩衝材を入れるようにしましょう。
ダンボールの中で本が動くと擦り傷ができてしまうだけでなく、思わぬ重心の移動で、引越し業者がダンボールを落としてしまいかねません。

まとめ

本棚と本は、引越しの荷物の中でもけっこうな重量を占めるものです。
また、本は圧縮できないので、量が多いとそれだけトラックのスペースもつぶしてしまいます。
もう読まない本などは、思い切って処分することも検討しましょう。