引越しの際、自転車をどう運搬するかは迷うところです。自転車の有無や種類によって、引越しの料金も変わってきます。
引越しの際に損をしない、嫌な思いをしないためには、自転車の引越しについて注意点を心得ておくことが大切になります。
そこで今回は、自転車の引越しについて大事な注意点をご紹介していきます。
引越しのとき自転車はどう運ぶ？
まずは、引越しのとき、自転車を運ぶ方法としてはどのような方法があるのか、選択肢を見ていきましょう。
・引越し業者に依頼する
まず選択肢の一つとして考えられるのは、引越し業者に自転車の運搬を依頼することです。他の荷物と一緒に自転車を運んでもらうかたちになります。しかし注意点として知っておきたいのは、業者に自転車運搬を頼むと費用が上がりやすいことです。自分で運ぶ必要がなくなる分、お金がかかることは知っておきましょう。
・宅配業者に依頼する
宅配便で自転車を引越し先に送るという手もあります。一般的な宅配業者の場合、家財を運んでくれる料金パックを提供しているため、自転車を送るならそのパックを利用します。しかし注意点として、送料は1万円以上かかることがほとんどなので、わざわざ利用するメリットは正直少ないです。
・輸送袋に入れて自分で運ぶ
自分で運搬するという手もあります。折り畳み自転車や分解可能な自転車であれば、輸送袋に入れることで普通の電車でも運ぶことができます。その他、フェリーや飛行機で運ぶことも可能です。
引越しで自転車運搬を業者に頼むときの注意点
では実際に、引越しで自転車を運ぶときに心得ておきたい注意点をそれぞれ見ていきましょう。
・業者に依頼するならまずは見積もりを
まずは、安易に自転車を送ってもらうことを決めないことが肝心です。自転車の送料は高く、引越し業者に依頼するなら、自転車を追加するだけで料金は上がってしまいます。引越し業者を決める段階で見積もりを取り、いくらかかるのか把握してから決めるようにしましょう。
・自転車の価格と送料を比べることが大切
そもそもの注意点として覚えておきたいことは、高価な自転車でない限り、「自転車の送料＞自転車の新品価格」となる場合が多いということです。つまり、自転車をわざわざ引越し先に送るくらいなら、引越し後に新しく自転車を購入した方が安く済むということです。
一般的なシティサイクル（ママチャリ）を利用する人なら、本当に自転車を送るべきかを最初に考えることが大切です。
引越しのときに自転車を処分するなら…
引越しで自転車を運搬するときの注意点を踏まえれば、「引越し前に処分した方が良いかもしれない」といった結論に至る人も多いでしょう。
では、自転車の処分方法としてはどのような選択肢があるのでしょうか。処分方法に迷ったときは、以下を参考にしてください。
・粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
粗大ゴミとして出せば、高くても1000円程度の費用で処分することができます。ですが回収の日は決められていて、事前連絡も必要になるため、前もって準備することが大切です。
・不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に自転車の処分を依頼するメリットは、所定の回収日を待たずすぐに回収してもらえることです。その分費用は割高になることも多いですが、急に引越しが決まったときなどにはおすすめです。
まとめ
引越しで自転車を送る方法はいくつかあります。しかし送料は高くなりやすいため、現実を言ってしまえば、普通のシティサイクルなら引越し先で買った方が安上がりになります。
自転車を送るときの注意点を踏まえたうえで、どうすると損をしないのか、引越し前にはしっかり確認するようにしましょう。
