おはようございます!
スター引越センターのけーすけです!
いよいよゴールデンウィークが始まりますね!10連休なので、どこかにお出かけする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
なかなか10連休が訪れることは無いかと思いますので、ゴールウィークをお楽しみ下さいませ!
今回は需要を作り出す寓話のお話しをご紹介いたします!
この記事の内容
あらすじ~靴のセールスマン~
香港で製造会社を経営する人物がいました。ある日彼は南太平洋の孤島に靴の市場が存在するのか知りたくて、1人のセールスマンを派遣した。
その男は現地の様子を見てすぐに電報を打った。『島の人間は靴を履いていません。よってここには市場は存在しません。』
納得のいかない経営者は別のセールスマンを派遣した。その男からの電報は次のようなものだった。『島の人間は靴を履いていません。よってものすごい市場が存在します。』
これにも納得がいかなかった経営者は、さらに別のセールスマンを派遣した。この男は前に派遣された2人と違って、マーケティングの専門家でもあった。
彼は部族長や現地人にインタビューした上でこう打電してきた。
『島の人間は靴を履いていません。そのため、彼らの足は傷つき、あざも出来ています。私は部族長に、靴を履くようになれば島民は足の悩みから解放されると説明しました。部族長は非常に乗り気です。彼の見積では1足10ドルなら島民の70%が購入するとのことです。おそらく初年度だけで5000足は売れるでしょう。島までの輸送経路と島内の流通経路を確立するのに要するコストを差し引いても、大きな利益が生まれる可能性のある事業だと思われます。早急に話を進めましょう。』
教訓
こちらの教訓は新しいビジネスを始めるときは、その地域に需要があるのかどうかというのが大切ですよね。
3人目のセールスマンはしっかりと需要があることを理解していて、2名目のセールスマンも市場があると可能性を感じた点では同じだと思います。
ではどういった点が違っていたのでしょうか。
1人目のセールスマンと2人目のセールスマン
1人目のセールスマンは島の人間は靴を履いていないので、靴は履かないと考え売れないと判断をし、
2人目のセールスマンは島の人間は靴を履いていないので、靴を買うと考え市場が存在すると判断をしました。
同じものを見ているのに全く異なった答えが出ていますよね。この二人の違いはポジティブな捉え方としているか、ネガティブな捉え方としているかどうかです。
コップに半分入っている水をみて、もう半分しかないと思うか、まだ半分もあると思うかと同じだと思います。
3人目のセールスマン
しっかりと答えを導き出した3人目のセールスマンも市場が存在すると判断をしました。ここまでは2人目のセールスマンと同じですが、
このセールスマンは顕在需要(けんざいじゅよう)と潜在需要(せんざいじゅよう)を確かめたのが優秀でした。では一体、顕在需要と潜在需要は何なのでしょう。
顕在需要(けんざいじゅよう)
顕在需要とは既にしっかりと消費者が必要性を自覚している事をいいます。
このお話の場合は島に靴の顕在需要は存在をしていません。足が傷ついているのに靴を履いていないことから伺えます。
潜在需要(せんざいじゅよう)
潜在需要とは消費者自身が気づいていない需要の事を差します。
このお話の場合は島の人たちが足が傷ついているのに悩んでいることから潜在需要が眠っていることが分かります。
潜在需要から顕在需要へ
3人目のセールスマンは顕在需要は無いが潜在需要があると調査で明らかにし、さらに潜在需要から顕在需要へと変化させる道筋も作りました。
顕在需要が無くても潜在需要があれば、市場を作り出すことができ、上手くいけば大きなビジネスになる行動をした、3人目のセールスマンの非常に優秀な部分なのでないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は少し読み応えのある作品より引用をさせていただきました。
きっとこのお話の島には靴の市場が出来上がり、島の人たちは悩みから解放され製造会社は大きなビジネスをしている事でしょう。
スター引越センターも皆さまのご期待に沿っていけるよう頑張ってまいります。お引越しの際はぜひお問い合わせいただければと存じます。
参考文献:「ものの見方が変わる座右の名」 著:戸田智弘
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