自宅の庭やベランダで気軽に野菜などが育てられる家庭菜園。
育てる楽しみもありますし、なにより、食費の節約にもなるのがうれしいところ。
ぜひ、一人暮らしでも家庭菜園を楽しみましょう。初めてでも簡単に育てられる野菜はたくさんあります。
この記事の内容
一人暮らしの家庭菜園はプランターでじゅうぶん
家庭菜園用の温室や水耕栽培機もありますが、一人暮らしならプランターでじゅうぶんです。
必要なものはプランターと、底に敷く石、それから土のみ。土は肥料が混ざっている培養土がいいでしょう。どれも園芸店やホームセンターで簡単に入手できます。
あとはスコップやじょうろ、もしくは霧吹きなど必要に応じて用意してください。
ミニトマト
ミニトマトはあまり背が高くならないので、一人暮らしのベランダでも気軽に育てることができます。
世話も簡単なので、失敗することもないでしょう。
栄養価も高いので、一人暮らしの食事の際、サラダに添えるのがおすすめです。
バジル
バジルはとても発芽率が高く、初心者でも簡単に育てることができます。
成長も早いので、一人暮らしでは重宝するでしょう。とくにパスタが好きなら、使いやすい食材です。
また、ハーブティーとして楽しむのもおすすめです。
小松菜
小松菜はサラダとしても、炒め物としても使えるすぐれものです。
一人暮らしで野菜不足が心配なら、食事に小松菜を取り入れるのもいいでしょう。使い方に迷ったら、小松菜だけを炒めたり、茹でたりしただけでも手軽で立派な一品になります。
ネギ
ネギはとても大事な薬味。あるとないでは大違いですが、一人暮らしでは買うのをためらうことも多いでしょう。
その点、家庭菜園で育てていれば、いつでも手軽に使うことができます。
また、ネギの場合、スーパーで買ったネギの根元10~15センチほどをプランターに植えておけば、それだけで育てられる簡単さが魅力です。
リーフレタス
リーフレタスは、サラダのメイン素材にもできるうれしい野菜です。
発芽率も高いので、家庭菜園初心者でも簡単に育てられるでしょう。
また、収穫するときに根元を残しておけば、またそこから新しい芽が出てきます。
たまねぎ
たまねぎは、ほかの野菜と比べると収穫まで少し時間がかかります。
しかし、食材としては頻繁に使うものなので、家庭菜園で育てれば一人暮らしの食費節約になるでしょう。
また、時間がかかるというだけで、たまねぎはとても育てやすい野菜。虫もつきにくいので、世話も簡単なのです。
一人暮らしの家庭菜園で注意すること
一人暮らしでは、ワンルームなどを選ぶ人も多いでしょう。その場合、ベランダもそう広くないかもしれません。
あまり広くないベランダで家庭菜園をするのなら、いくつかの点に注意が必要です。
薬やにおいに注意
野菜が育ちやすいのは有機肥料ですが、有機肥料には動物のフンが含まれるため、においが強いです。できれば、においのない無機肥料を使うようにしてください。
また、薬をまく必要があるときは、ほかの部屋にいかないように風のない日を選びましょう。
プランターは地面に置く
ベランダが狭いと、プランターを吊り下げるなどしてスペースを確保したくなるかもしれません。
しかし、不安定な場所では風が強い日に倒れたり、土が落下したりする危険があります。プランターはきちんと地面に置くようにしましょう。とくに、ベランダの外側に吊り下げるのは避けてください。
隣室との境目をふさがない
マンションの場合、隣室との仕切りは非常時に破れるようになっていることが多いです。
この部分にプランターを置いてしまうと、非常時に困りますので避けましょう。
まとめ
家庭菜園は、それほど難しいものではありません。
初心者でも気軽に育てられるものも多いので、一人暮らしの場合はとくに食費の面で助かるでしょう。
ベランダで育てるのが難しくても、室内でもやしやかいわれを育てるのも簡単なので、ぜひ検討してみてください。