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神棚の引越しは注意が必要!オフィス移転での神棚の正しい引越し方法とは?

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オフィスに神棚をおいている会社も多いかと思います。

ではオフィス移転する際には、神棚はどうしたらいいのでしょうか。

あまり交換する機会がないため、移転方法に悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、正しい神棚の引越し方法やNGな行動をご紹介します。

オフィス移転で神棚を引越す際に気を付けるべき事

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神棚は引越しの段ボールなどの入れても大丈夫ですが、御札は前述の通り神様の分身ともいえますから、手に持って運ぶのが好ましいです。

またこれは社によって違いますが、「神様を手にぶらさげて運ばないように」とするところもあるので、その場合は手提げ袋ではなく丁寧に扱いましょう。

神棚なども横に寝かさずに立てたまま運ぶのが基本です。

オフィス移転の際、神棚が古い場合は交換する

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神棚はそう頻繁に交換するものではありませんので、古い神棚がそのままになっている場合もあります。

あまりにも古い場合は新しい神棚に交換しましょう。

その理由は、より新しいものの方がエネルギーが宿りやすいと言われているからです。

神棚の交換のタイミングは、新しい生活がスタートするときと言われています。

ずっと使っていたものから新しいものに変えることで罰が当たりそうですが、神棚を変えずにいると神様の力にブレーキをかけてしまいます。

綺麗に保たれている神社の装飾品も、二十年に一度の周期で交換します。

神棚はより下界に近いものとされているため、もっと早い周期で交換する必要があるため新生活と共に変えることが望ましいと言われています。

他の理由は、再起のときやお礼のときです。

再起のときとは、なにか失敗してしまいもう一度心機一転して頑張るというときです。

お礼のときは、一般家庭なら祝い事をしたときの節目のとき、会社ならば業績が大きく上がったときに神様にお礼の年を込めて神棚を買えるという理由があります。

また、引越しで神棚を変えるときに移転先によって、氏神様が変わる場合もあります。

変わる場合は、御札の交換が必要です。

特に順番に決まりはありませんが、もし余裕があれば引っ越し前に新しい氏神社へ参拝し、引っ越し後に御札を貰いにいきましょう。

お札の価格は一般的に1000円から3000円程ですが、引っ越しの際は新しい事務所での成功を祈願して、少し高めのお札を買ってもいいかもしれません。

お札の種類は中央と左右に置く札で、以下の三種類です。

  • 中央に天照皇大神宮と書かれた伊勢神宮の御祭神である「天照大御神」のお札
  • 右側に氏神様のお札
  • 左側に会社で特に信仰している神社のお札

またオフィス移転して氏神社が変わる場合は、御札の交換も必要となります。

特に順番に決まりはありませんが、もし余裕があれば引越し前に新しい氏神社へ参拝し、引越し後に御札を貰いにいきます。

また今までの御札は元の氏神社に返納しましょう。もし神棚も交換する場合は引っ越し前の氏神社でお焚きあげをお願いしてください。

御札は神様の御霊が宿っているものですので、白い紙か白い布に包むことが望ましいとされます

オフィスに神棚を飾るタイミング

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オフィスの移転先では、まず神棚を最初に飾るのがいいでしょう。その際に御札をお祀りして、神様にそちらに移っていただきます。

そのあと机やイスなどを運び入れるのが好ましいです。

引越し業者によっては神棚は取り扱っていないか、オプションサービスの場合がありますのでオフィス移転の際にはよく確認しましょう。

さらに新しく取り付けてもらう場合、その分料金が発生する可能性もあります。

オフィス移転後に新しく設置する時には方角に注意する

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神棚は一般的に東向きか南向きに設置します。

これは「進出運」「想像力」「人気運」「地位名誉運」などを意味しており、会社によっても必要な要素が揃っているからです。

それぞれの説明は以下の通りです。

  • 進出運
    新しい場所で成功する運です。
    引越し先で、新しい事業を行うことによってスムーズに営業を進めることが出来ることに加え新規事業を行った場合にそれが市場で成功するといったことを引き込む運です。
  • 想像力
    会社の命運を左右する商品や企画案を引き出す力を持つ能力です。
    この力が強くなれば、会社の業績が上がる可能性が高くなります。
  • 人気運 良い出会いを惹きつける運
    地位名誉運 自分の(会社の)地位や名誉が高まるための運。
    会社の知名度や認知度に関わる運で、ブランド力などに関わります。

設置する場所はその会社の中心となる場所、メインオフィスが望ましいとされます。

また神棚に背を向けることもNGとされていますので、オフィス移転の際にはレイアウトに気をつけましょう。

どうしても神棚に背を向けてしまわなければいけない場合は、人の目線よりも高い位置に設置します。

方角としては、東側か南側に置きましょう。

東側の場合上記の進出運と想像力に加え、新規運が強まります。

南側は上記の地位名誉運と人気運が強まります。

また神棚の下を人が通る出入口付近は避けるがおすすめです。

さらに神棚の上を人が通るのも望ましくないとされています。

しかし現実問題オフィスでは難しいので、その場合は神棚の上に「雲」と書かれた紙を貼っておきます。

そうすることで、「この上には何もありません」という意味を持たせることができます。

まとめ

会社移転の際に神棚はどうするべきか悩む方も多いと思います。

会社を守ってくれる神様だという気持ちを持って大切に扱ってください。

基本的なことはここに記しましたが、分からないことがあれば氏神社で相談ようにしましょう。