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単身引越しが決まったらやるべき事とは?

引越しが決まって、あなたはワクワクしますか? それとも、ああ大変だと憂鬱になりますか?

いずれにしろ、引越しはあなたの人生における大切なイベントになるはずです。イベントを成功させるか、それとも失敗してしまうのか。それはどれだけ引越し準備ができているかにかかっています。

というのも、引越しは単なる人や荷物の移動ではないからです。

新しい部屋の入居手続きと今まで住んでいた部屋の退去手続き、荷物を運んでもらう引越し業者の手配、役所関係への届け出、電気・ガス・水道・インターネットといったライフラインの移転手続き、銀行やクレジットカードの住所変更などなど。

新しい生活を始めるためには多くの準備や手続きを済ませなければなりません。

そう考えると少しばかり不安も感じますよね?

でも安心してください。

引越し業界で20年。私たちは多くのお客様の ”単身引越し” をお手伝いをしてきました。だから自信を持って言えます。一人暮らしの引越し準備や手続きにはアレとコレが必要だ! と。

そして私たちの知識と経験を17ステップにまとめてみました! 忙しいあなただったら、これをサッと流し読みするだけでも十分、スムーズな引越し準備と手続きができるようになるはずです。

この記事で、ぜひ私たちにあなたのイベントをお手伝いさせてください。

この記事の内容

引越し準備の17ステップ

ステップ1 部屋の入退去の手続き(引越しが決まってすぐに)

入退去の手続き

引越しが決まったら、新しい部屋探しや新しい部屋の契約と並行して今住んでいる部屋の解約予告期間を確認し、解約(退去)を申し入れます。

新しい部屋を探すときに、いつから入居できるのか、近くにスーパーやコンビニ、銀行や郵便局はあるか、においや騒音の問題はないかなど、新しい生活環境をよく確認します。

また今住んでいる部屋の退去には「一か月前までに解約予告をすること」と賃貸借契約で定められている場合がほとんどです。引越してからも誰も住んでいない部屋に家賃を払い続けることのないように解約予告期間を確認し、管理会社や大家さんへ早めに解約を申し入れましょう。

もし駐車場や駐輪場を借りているのであれば現契約の解約と新しい保管場所の確保も一緒に済ませておきましょう。

ステップ2 引越し業者の手配(引越しが決まったらできるだけ早めに)

部屋の入退去を決めるのと同じタイミングで引越し業者も手配しましょう。

引越し費用を節約するには、①繁忙期を避けること、②複数の引越し業者に見積もりを依頼して内容と料金を比較すること、③そのうえで自分の希望に合った引越し業者に作業を依頼することです。

でも気をつけましょう。検討に時間をかけすぎると希望日に引越し業者が手配できない、つまり引越しできない! なんてことも起こり得ます。(”引越し難民” という言葉が流行っているように運送業界ではドライバー不足が深刻化していますので、、)

★引越し業者選びのワンポイントアドバイス!

自分に合った引越し業者を効率よく選ぶのにはこちらの記事を参考にしてみてください。
↓↓↓

あなたが引越し会社を選ぶなら大手? それとも中小規模? それぞれのメリットとデメリットで比較しよう!

 

★賢く引越し見積もりを依頼するワンポイントアドバイス!

一人暮らし、単身引越しの場合はワンルームタイプの部屋が多く、荷物の量も限られてくるのでインターネットや電話だけで料金を見積もることができます。(すぐに引越し料金がわかります)

もし、部屋数も多いし荷物も多いから電話だけじゃ心配だよ、、、そんな方は、こちらの記事も参考にしてください。
↓↓↓

引越し訪問見積もりのメリットや交渉のコツとは?

 

ステップ3 役所への届け出(引越しの2週間前から)

引越しをする、ほぼすべての方が一番面倒に感じるのが役所への転居・転出などの届け出でしょう。

役所へ何度も足を運ばないように必要な手続きを確認しておきましょう。

こちらの記事では54項目のチェックリストも無料でダウンロードしていただけます。ぜひ参考にしてください。
↓↓↓

引越しに必要な手続きとは?役所関係やライフラインで必要な項目をまとめました!

 

ステップ4 ライフラインの移転手続き(引越しの1~2週間前から)

電気・ガス・水道と、最近ではインターネットも重要なライフラインとされています。

ほとんどの手続きがインターネットから行えるようになっています。でもガスの閉栓など現地で本人立会いのもと行われる作業もあります。自分で行えない作業を必要とする場合はできるだけ早めに連絡するようにしましょう。

また携帯電話やスマートフォンの住所変更も忘れずに!

 

ステップ5 不用品や粗大ごみの処分(引越し前に余裕をもって)

不用品や粗大ごみの処分

引越しは「断捨離」するのに最高のタイミングです。

片付いた部屋で生活するのはとても気持ちいいですよね。この機会に使わないものを処分してしまいましょう。

処分方法は大きく分けて6つあります。

  1. 自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する
  2. リサイクルショップや買取店に引き取ってもらう
  3. ネットオークション、ネット掲示板などを利用する
  4. 不用品回収業者に引き取ってもらう
  5. 引越し業者に引き取ってもらう
  6. 友人にあげる、寄付する

不用品や粗大ごみの処分にはけっこう時間がかかります。新しい部屋へゴミを運ぶことにならないように早めに動いていきましょう。

 

ステップ6 郵便局へ転居届を提出(引越しの1週間前までに)

転居届を出しておくと引越し前の住所に届いた郵便物を一年間、新しい住所へ転送してくれます。

転居届を提出してから転送サービスが有効になるまでに1週間程度の時間がかかるので気をつけましょう。

 

ステップ7 定期購読・定期配達・通販サイトの住所変更や解約(引越しの1週間前までに)

定期購読・定期配達のお届け先変更

新聞配達は解約を、雑誌の定期購読、食材や健康食品などの定期配達、通販サイトの ”お届け先” もしっかりと手続きを済ませましょう。

季刊誌や ”3ヶ月に1回届く” モノなども忘れずに住所変更を!

 

ステップ8 引越し荷造り(引越しの1週間前~前日までに)

一人暮らし、単身引越しの場合、荷造りにかかる日数は4~5日が平均的なところです。

ちょっとしたコツを知って効率よく荷造りを進めましょう。

こちらの記事を参考にしてみてください。
↓↓↓

引越し荷造りの手順とコツ。梱包上手で引越し費用を節約し、すっきりと新生活をスタートさせる方法

 

引越し業者によって、梱包資材を無料で提供してくれるところと有料扱いにしているところがあります。もちろん無料で提供してもらったほうがうれしいですよね?

ダンボールなどの梱包資材を賢く手配するポイントはこちらの記事を参考にしてください。
↓↓↓

引越し用ダンボールの調達手段と上手に梱包する13のコツ

 

ステップ9 旧居のガス閉栓立ち合い(引越し当日)

ステップ4でも伝えましたが、ガスの閉栓作業は本人立会いのもと、ガス会社が行うようになっています。

引越し業者の作業するタイミングや旧居の明け渡しとうまく合わせて作業員を手配しましょう。

 

ステップ10 旧居の掃除(引越し当日)

「立つ鳥跡を濁さず」というように今まで暮らしてきた部屋はきれいに掃除をして明け渡すようにしましょう。

引越しというイベントにおいて掃除は大切な儀式でもあり、敷金の戻る金額にも影響する可能性、つまり経済的なメリットも考えられます。なので、しっかりと掃除して気持ちよく退去しましょう。

 

ステップ11 旧居の明け渡し(引越し当日)

すべての荷物を運び出し、お世話になった部屋の掃除を済ませたら、いよいよ旧居の明け渡しです。入居の際に受け取った鍵をすべて返しましょう。

旧居の明け渡しには管理会社や大家さんが立ち会う場合があります。ステップ1の「部屋の入退去の手続き」の際に、旧居の明け渡し方法を確認しておきましょう。

 

ステップ12 新居のライフラインの確認(引越し当日)

新居に到着したら、できるだけ早くライフラインの状況を確認をしておきましょう。(暗くなってから電気が使えない、蛇口をひねっても水が出ない、なんてことのないように、、)

  • 電気・・・一般的には「アンペアブレーカー」「漏電遮断器」「配線用遮断器」の順番でつまみを「入」にすれば電気は使えます。
  • ガス・・・閉栓と同じく、開栓にもガス会社の作業が必要です。引越し前に作業員を手配しておきましょう。
  • 水道・・・蛇口をひねって水が出るか、、すぐに確認できますよね。
  • インターネット・・・最近の賃貸物件ではすでにネット回線が敷かれていることが多いですが、新しい部屋を探すときにネット環境を必ず確認しておきましょう。

 

ステップ13 役所への届け出(引越しから14日以内)

  • 転入届・転居届の提出・・・異なる市区町村への引越しは転入届を、同じ市区町村であれば転居届を提出。
  • マイナンバーの住所変更・・・身分証明書や印鑑を用意して14日以内に市区町村窓口へ。
  • 印鑑登録・・・とくに期限なし。転入・転居の手続きを一緒に行えば、後日の手間が省けます。

 

ステップ14 金融機関・クレジットカードの住所変更(引越し後すみやかに)

  • 金融機関・・・口座維持に手数料が発生している金融機関もあります。この機会に金融機関を見直すのもおススメです。
  • クレジットカード・・・カードの利用明細は郵便局の転送サービスで新しい住所へ届きますが、(更新時期を迎える)カードそのものは転送されません。こちらも確実に住所変更を行いましょう。

 

ステップ15 運転免許証・パスポート(引越し後すみやかに)

運転免許証の住所変更

  • 運転免許証・・・新住所を管轄する警察署や運転免許センター、運転免許試験場などで「記載事項変更」の手続きを済ませましょう。
  • パスポート・・・氏名や本籍地が変わらなければ手続きは必要ありません。該当するのであれば本籍地管轄の旅券センターで「訂正申請」の手続きを行います。

 

ステップ16 自動車・原付バイク(引越しから15日以内)

自動車の住所変更は警察署で新たに「車庫証明」を取得して15日以内に管轄の運輸支局へ、原付バイクは市区町村窓口で手続きを行います。

 

ステップ17 職場への届け出(引越し後すみやかに)

会社や団体などの組織に所属しているのであれば、すみやかに職場の担当者に伝えましょう。

年金や健康保険の手続きのほか、通勤方法や通勤手当も変更してもらいます。(職場への届け出と実際の通勤方法が違う場合、通勤途中の事故やケガで労災認定されない恐れがあります)

 

*もし急な引越しをする場合

なかには職場の都合や単身者ゆえに急を要する引越しを迫られる場合もありますよね?

そんなときはコチラの記事を参考にしてみてください。
↓↓↓

引越しの即日対応は可能? 最短最速で引越し会社を手配して新生活をスタートさせる方法

 

まとめ

一人暮らしの方ほど、仕事をしながらの引越し準備や手続きは大変ですよね。

できるだけ手間をかけずに簡単に引越しを済ませたい、、、そのためにもやるべき準備や手続きを整理して順番に進めていってください。(この記事では、約20年間、多くの一人暮らしの方の ”単身引越し” をお手伝いしてきた私たちがやるべき準備と手続きを17のステップにまとめました)

私たちはあなたの新生活を応援しています!